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業界・企業の動き2026-10-10編集部

【続報】古書店への大量注文、古書組合に「数百〜数十万冊」の販売打診と報道 AI学習に利用との見方

古書店に書籍の大量注文が相次いでいる件で、テレビ朝日は10月10日、東京の古書組合に海外向けに「数百から数十万冊」を販売してほしいとの問い合わせがあったと報じました。AIの学習に使われている可能性を指摘する弁護士のコメントも紹介されています。

古書店への大量注文と、出版取次の日販グループによる米アンソロピックへの書籍販売は、これまでの記事でも紹介しています。

報じられた内容の概要

テレビ朝日(2026年10月10日)によると、古書店や業界団体から次のような話が出ています。

  • 福岡市の古書ネット販売業者:7月の初めごろから、同じ注文者による購入が続いている。1回に5〜10冊ほどの注文が、毎日または2〜3日おきに入り、3カ月で200冊以上になった。ジャンルは歴史から絵本まで幅広い
  • 東京都の古書籍商業協同組合(加盟は約500事業者):米国で日本の書籍を販売しているという人物から、「数百から数十万冊を販売してほしい」という問い合わせがあった。組合の担当者は、要望に応えられないとして断ったとのこと

記事では、著作権に詳しい福井健策弁護士のコメントが紹介されています。福井氏は「(書籍を)大量にAI企業が購入し、そして学習している。ネット上の情報は学習し尽くしたと言われている。そこでこれからはネット上にない情報を学習する、そういう競争をAI企業はやっているわけです」と述べています。また、こうした書籍の利用が広がることについて、作者や出版社への影響に触れたうえで「知の搾取」という言葉を使っています。

記事は、日販グループの子会社がアンソロピックに書籍を販売していたことにも触れています。

古書店への注文について、誰が最終的に本を受け取っているのか、実際にAIの学習に使われているのかは、報道では確認されていません。

クリエイターに関係する点

書籍などの著作物が、AIの学習用のデータとしてどのように集められているかをめぐる話題の続報です。

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