韓国語の書籍約80トンがアンソロピックに渡ったと中央日報が報道 AI学習と著作権の扱いに議論
韓国の中央日報は、韓国語の書籍約80トンが米アンソロピックに渡り、同社のAIモデル「Claude」の学習に使われたとみられると報じています。韓国にはAI学習と著作権の関係を定めた規定がないことも伝えています。
報じられた内容の概要
中央日報によると、米アンソロピックに渡った韓国語の書籍は約80トンで、書籍17万〜21万冊分に相当するとされています。AI企業は同じ書籍を重複して学習させる必要がないため、1タイトルにつき1冊だけを購入するとしています。
同紙は、大韓出版文化協会のデータとして、韓国で年間に出版される新刊のタイトル数は6万点を少し超える程度だと紹介し、韓国で出版された約3年分の書籍が「Claude」の学習に使われたと見ることができるとしています。
また、米国の「バーツ対アンソロピック」訴訟で、書籍を購入してAIに学習させる行為がフェアユース(公正利用)に当たると判断されたことに触れたうえで、韓国にはAI学習における著作権の扱いについての法的な規定がないと伝えています。記事では、韓国の著作権法の専門家のコメントも紹介されています。
クリエイターに関係する点
国内でも、古書店への大量注文や日販のアンソロピックへの書籍販売が報じられています。出版物がAIの学習用に買い集められる動きが、韓国でも報じられた形です。