小松左京の未完の長編、著作権を管理する次男が3つの生成AIで完結を模索と報道
SF作家・小松左京の未完の長編について、著作権を管理する次男の小松実盛さんが、3つの生成AIを使って完結の道を探っていると読売新聞が10月28日に報じました。
報じられている内容の概要
- 読売新聞の報道:「小松左京ライブラリ」の代表として著作権を管理する小松実盛さんが、約1年前から3つの生成AI(ChatGPT、Gemini、Claude)を使い始めたと報じられている。必要に応じて小松作品をAIに読み込ませ、あるAIの分析を別のAIに伝えてさらに分析させる、というやりとりを重ねていると伝えている。見出しでは、実盛さんが粗筋に「淡い期待」を寄せているとしている
- 関連する刊行物:VG+によると、遺作『虚無回廊』のI〜IIIをまとめた合本版(ハルキ文庫)が10月15日に発売された。巻末には、実盛さんがAIによる物語の完結を模索する過程を報告した「その後の『虚無回廊』」を収録している
- ライブラリの取り組み:同じくVG+によると、小松左京ライブラリは、残された作品や資料をAIに解析させ、作品世界や登場人物、思想的な背景を検討しながら『虚無回廊』の完結の可能性を探るプロジェクトを進めている。完結そのものだけでなく、人とAIの関係のあり方を考えることを目指しているとしている
クリエイターに関係する点
亡くなった作家の作品を、その著作権を管理する遺族が生成AIとともに続けようとしている事例です。AIを使った創作に、権利者がどう関わるかの一例として注目されます。