Mistral AI、「Mistral Large 4」の重みを公開 商用利用可、ただしモデル提供事業には別ライセンス
仏Mistral AIは10月29日(現地時間)、AIモデル「Mistral Large 4」(通称Le Chonk)の重みを公開しました。Hugging Faceからダウンロードでき、APIなどでも提供しています。
公表された内容の概要
- 何が出たか:AIモデル「Mistral Large 4」(通称Le Chonk)。今月はじめの公開プレビューに続き、モデルの重み(学習済みのパラメータ)を公開した。パラメータ数は約1兆で、ITmedia AI+によれば、入力に応じてその一部(約520億)を動かす仕組み(Mixture of Experts)をとる
- 特徴:Mistral AIは、指示への応答・推論・エージェントとしての作業を1つのモデルにまとめ、160以上の言語に対応すると説明している。サイバーセキュリティ・金融・製造の分野では、重みを公開しているモデルの中で最高水準だと発表している
- どこで使えるか:Hugging Face(自社の環境で動かす場合)、Mistral StudioとAPI、OpenRouter、Microsoft Foundry、NVIDIAが提供する環境。Mistralのコーディング向け製品「Vibe Code」でも使える
- ライセンス:「Mistral Ecosystem Open-Weight license」(MITライセンスを修正したもの)。利用・改変・追加学習・商用利用ができるが、モデルそのものをサービスとして提供する事業者(Model-as-a-Service)は、商用で使う前にMistralから別の商用ライセンスを得る必要があるとしている
- APIの料金:入力100万トークンあたり0.70ドル、キャッシュ済みの入力は0.07ドル、出力は2.10ドル
クリエイターに関係する点
商用利用の条件はライセンスに書かれているため、制作や納品に使う場合は、公式のライセンス文面で条件を確かめる必要があります。