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判例・訴訟2026-10-22編集部

米裁判所、海賊版サイトからの書籍入手を承認した人物の特定をMetaに命令

AIの学習に書籍を使ったとしてMetaが訴えられている裁判で、米国の判事が10月19日、海賊版の書籍を集めたサイトからトレントでデータを入手する判断に関わった人物をすべて特定するよう、Metaに命じたと報じられています。

米TorrentFreak(10月20日)と、それを紹介した GIGAZINE(10月21日)の記事をもとにまとめます。

報じられた内容の概要

  • どの裁判か:Metaが自社のAIモデル「Llama」の学習に書籍を使ったことをめぐる訴訟。作家らによる集団訴訟と、出版社 Entrepreneur Media による訴訟が対象と報じられている
  • 何が命じられたか:トーマス・ヒクソン治安判事が10月19日、Metaに人物の特定を命じたとされる。対象は、海賊版の書籍を集めたサイト(シャドウライブラリ。LibGen や Anna’s Archive)のデータセットを、BitTorrent(ファイル共有の仕組み)で入手する判断を「行った・認めた・承認した」人物
  • 対象の範囲:正式な決定だけでなく、事前の議論に加わった人物や、関わったチーム・上司・役員も含むと報じられている。ダウンロード中にファイルを他の利用者へ送る(シードする)かどうか、どう抑えるかの判断も対象とされる
  • Metaの主張:判断はチームの合意で行われることが多く、正式に決めた個人は特定できないと主張していたと報じられている

クリエイターに関係する点

AIの学習データが「どこから・どうやって集められたか」は、作品の権利者にとって関心の高い点です。今回の命令は判決ではなく、裁判の途中での証拠の開示に関するものと報じられています。

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