スタンフォード大の教授らが和解から離脱、Anthropicを提訴と報道 書籍の無断学習めぐり
AnthropicがAI「Claude」の学習に海賊版の書籍を使ったとされる問題で、スタンフォード大学の教授10人以上の著作が含まれていたと、同大学の学生新聞が10月27日に報じました。一部の教授は集団訴訟の和解から離脱し、別に訴えを起こしたとされています。
報じられている内容の概要
The Stanford Daily(10月27日)と、GIGAZINE(10月29日)の記事をもとにまとめます。
- 誰の著作か:スタンフォード大学の教授10人以上の書籍が含まれていたと報じられている。記事では、トバイアス・ウルフ氏、エイブラハム・バルギーズ氏、チャンネ・リー氏らの名前が挙げられている
- 和解からの離脱:作家らがAnthropicを訴えた集団訴訟「バーツ対Anthropic」の和解から、ウルフ氏とリー氏が2026年5月に離脱したとされる
- 新たな訴訟:同じ5月に、陪審による審理を求めて「Cruz v. Anthropic」を起こしたと報じられている
- 主張の内容:Anthropicが、LibGenやPiLiMiといった海賊版の書籍を集めたサイト(シャドウライブラリ)から著作を無断でダウンロード・複製・頒布し、海賊版のファイルを社内の保管庫に保存していたと主張しているとされる
- 請求額:法定損害賠償として作品1点につき最大15万ドル。バーツ訴訟の和解(作品1点あたり約3,000ドル)を大きく上回ると伝えられている
- Anthropicの反応:The Stanford Dailyの記事には、Anthropicのコメントは掲載されていない
クリエイターに関係する点
集団訴訟の和解に加わらず、個別に訴える道を選んだ著作者の例として報じられています。バーツ訴訟の和解については、既報でも紹介しています。