PHPに重大な脆弱性、AIを使って発見 10月21日に修正版
プログラミング言語PHPの脆弱性「PHP2Shell」を、セキュリティ企業がAIモデルを使って見つけたと発表しました。PHPは10月21日に修正版を公開しています。
Wizの発表(10月21日)、OpenAIの発表、ITmedia AI+(10月22日)の記事をもとにまとめます。
公表された内容の概要
- 何が見つかったか:PHPの脆弱性(システムの弱点)「PHP2Shell」(CVE-2026-109618・CVE-2026-109619)。Wizによると、認証なしで外部からプログラムを実行される、パスワードやAPIキーなどを含むメモリの内容を読み取られる、といったおそれがある
- 影響する範囲:Wizは、過去10年ほどの間に出たPHPのすべての版が、少なくとも1つの脆弱性の影響を受けるとしている
- 修正:PHPは10月21日にセキュリティ更新を公開した。Wizはすぐに更新を当てるよう呼びかけている
- AIの使われ方:Wizは、自社のモデルのほか、Googleの「Gemini 4 Argon」、OpenAIの「GPT-5.6 Sol」を使って見つけたとしている。ITmedia AI+によると、セキュリティ企業 Calif も別に発見し、OpenAIはパートナー企業や米政府と連携して2カ月かけて公表の準備をしたと発表している
- OpenAIの取り組み:OpenAIは、研究者・開発者・対応チームをつなぐ「Patch the Planet」を発表し、同様の発見は今後数カ月で増えるとの見方を示している
クリエイターに関係する点
ポートフォリオサイトや作品の販売サイトなどで、PHPで動くサービス(WordPressなど)を使っている場合は、サーバーやホスティング会社の更新状況を確認しておきたいところです。