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判例・訴訟2026-10-27編集部

エルビス・プレスリーの楽曲の権利者がAnthropicを提訴 274曲の無断学習を主張

エルビス・プレスリーの楽曲の権利者が10月23日、AnthropicのAIモデル「Claude」の学習に274曲が無断で使われたとして、同社を提訴したと報じられています。請求額は4,100万ドル(約75億円との報道あり)です。

報じられている内容の概要

Engadget(10月26日)の報道をもとにまとめます。同誌は、最初に報じたのは米New York Timesだとしています。

  • 原告:Authentic Brands Group、Raleigh Music Publishing のほか、エルビス・プレスリーの権利を管理する複数の信託や関係者
  • 被告:生成AI「Claude」を開発する Anthropic
  • 提訴日:2026年10月23日
  • 主張の内容:
    • 「Can’t Help Falling in Love」「A Little Less Conversation」「Don’t Be Cruel」など274曲が、許可なくモデルの学習に使われた
    • うち247曲について、DRM(コピー防止の仕組み)を回避し、著作権管理情報を削除または改変したと主張している
  • 請求額:4,100万ドル。報道によると、1曲あたり15万ドルとして計算されている
  • Anthropicの反応:報道によると、「主張には同意せず、全面的に争う」とコメントした。Engadgetは、同社が著作物の音楽を学習に使うことはフェアユース(米国の著作権法上の公正な利用)にあたるとの立場だと伝えている
  • ほかの訴訟:Anthropicに対しては、Sony、Warner、Universal Music、Concord などの音楽出版社も著作権をめぐる訴訟を起こしていると報じられている

裁判所名など訴状の詳細は、報道の時点では確認できていません。

クリエイターに関係する点

音楽の学習利用をめぐる訴訟が、大手の音楽出版社に続いて個別のアーティストの権利者からも起こされた形です。AIの学習と著作物の関係をめぐる米国の裁判の1つとして、今後の推移が注目されます。

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