ChatGPTが生成した漫画に実在の漫画家のサイン 海外で漫画家が反発
ChatGPTで「The New Yorker風」の一コマ漫画を作ると、指示していないのに実在の漫画家のサインが描き込まれることがあると、米Nieman Labが10月に報じました。国内のINODS UNVEILがこの件と漫画家の反応をまとめています。
公表された内容の概要
- 何が起きたか:Nieman Lab(米ハーバード大学ニーマン財団のジャーナリズム研究サイト)は10月5日、次のように報じた。ChatGPTに「The New Yorker風」の一コマ漫画を作らせると、利用者の指示がなくても実在の漫画家のサインが付くこともある
- 確認された範囲:INODS UNVEILによると、Nieman Labの報道では15人以上の漫画家のサインが確認され、亡くなった漫画家のものも含まれていたとされる
- 漫画家の反応:The New Yorkerに寄稿する漫画家のブレンダン・ローパー氏は、自身のSubstackでこの件への抗議を書いている
- INODS UNVEILの指摘:同記事は、作品に入れるサインや透かし、「AI学習禁止」の表示までが「この種の絵によくある要素」として学習され、生成物に付け加えられるおそれがある、という見方を書き手の意見として示している
クリエイターに関係する点
AIで作った画像に、実在の作家のサインや署名に似た文字が入り込むこともある、という事例です。生成した画像を公開・納品する前に、画像の中の文字や署名を確かめることが、トラブルを避ける手がかりになります。