Anthropicの著作権訴訟の補償対象に韓国の作品21点、と韓国メディアが報道
米Anthropicが作家らから起こされた著作権の集団訴訟をめぐり、韓国の作品21点の英訳本も補償の対象に含まれていると、韓国のKBS WORLD Radioが報じています。
KBS WORLD Radioとハンギョレの報道をもとにまとめます。
報じられた内容の概要
- どの訴訟か:生成AI「Claude」を開発するAnthropicが、海賊版サイトから書籍を無断でダウンロードしたことをめぐり、作家らから起こされた集団訴訟
- 韓国の作品:KBS WORLD Radioは、補償の対象に韓国の作品21点の英訳本が含まれ、申京淑(シン・ギョンスク)さんの『母をお願い』などが入っていると報じている
- 裁判所の判断として伝えられている点:書籍をAIの学習に使うこと自体は、著作権者の許可がなくても認められる「公正な利用(フェアユース)」に当たると判断した一方、海賊版の入手や保存は別の問題とされた、と報じられている
- ハンギョレの報道:ノーベル文学賞作家のハン・ガンさんやアン・カーソンさんが「AIによる盗用」の被害にあったと報じ、作品1点あたり最大3,000ドルほどの賠償に触れている
クリエイターに関係する点
AIの学習に使われたデータの入手方法が、訴訟の争点になった事例として報じられています。韓国では、韓国語の書籍が同社に渡ったとする中央日報の報道(既報)も出ています。