GoodsPress Web、弁護士監修で生成AIの利用リスクをQ&A形式で解説
GoodsPress Webが特集「デジタル&AIギア 完全ガイド」で、生成AIを使うときのリスクを弁護士の監修のもとQ&A形式で紹介しています。
GoodsPress Webの特集記事(10月25日)を紹介します。監修は佐藤健太郎弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所)です。以下は記事で示されている解説の要旨で、本サイトによる判断ではありません。
記事の主な内容
記事は2ページ構成で、次のような質問を取り上げています。
入力する情報について
- 学習機能をオフにしても、入力した情報はクラウド上にアップロードされるとして、学習の設定だけでなく、サービスの利用が許可されているかや、データの保存・管理の条件も確認するよう説明している
AIの回答の確かさと責任について
- AIが事実と異なる内容を出力する「ハルシネーション」に触れ、固有名詞・数字や、法律・医療などの重要な情報は一次情報までさかのぼって確認するよう呼びかけている
- AIで作った資料の誤りについては、利用者が責任を問われる場合があるとして、AIの出力を「下書き」と考え、最終確認は人が行うことを挙げている
生成物と著作権などについて
- 生成物の著作権の有無について、人間の創作意図や創作的な寄与を個別に判断するという文化庁の説明を紹介している。仕事で使う場合は、生成から修正までの過程を記録しておくことを挙げている
- 既存の作品に似た生成物については「類似性」と「依拠性」の2点を挙げ、公開前に似た作品がないか確かめるよう説明している
- 有名人の顔や声の再現については、肖像権やパブリシティ権に触れ、声について法務省が2026年8月に示した見解を紹介している
- 本や有料記事をAIに読ませて要約させることについては、入力が著作権法上の「複製」に当たるとして、一律には判断できないと説明している
クリエイターに関係する点
記事では、AIに「入れる」情報の扱いと、AIで作ったものを「出す」ときの確認の両方が取り上げられています。生成から修正までの過程を記録しておくことや、公開前の類似作品の確認は、作品を発信・納品する場面で挙げられている具体的な行動です。用語は用語集も参照してください。