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オプトアウト(AIの学習利用)

自分のWebサイトなどのコンテンツを、AIの学習に使わないよう求める意思表示や、その設定のことです。代表的な方法に、robots.txtでAI学習用のクローラーを拒否する設定があります。

くわしく

robots.txtは、Webサイトに置く「クローラー(自動でページを集めるプログラム)向けの立入りルール表」のようなファイルです。AI企業の中には、学習用のクローラーや識別名を公開し、robots.txtで拒否できるようにしているところがあります。

OpenAIは、学習用クローラー「GPTBot」を拒否すると、そのサイトの内容を基盤モデルの学習に使わないという意思表示になると説明しています。ChatGPTの検索表示用の「OAI-SearchBot」は別に設定でき、利用者の操作でページを読む「ChatGPT-User」にはrobots.txtが適用されない場合があるとしています。

Googleの識別名「Google-Extended」を拒否すると、Geminiモデルの学習や、Geminiアプリ等での回答の根拠づけ(グラウンディング)への利用を管理できます。Googleは、Google検索への掲載や順位には影響しないとしています。

クリエイターにとってのポイント

  • 文化庁の資料は、robots.txtへの記述やID・パスワードによる認証でAI学習用クローラーのアクセスを制限する措置について、著作権法上特段の制限はなく、権利者やサイト管理者の判断で自由に行えると整理しています。
  • 同資料は、学習に反対する意思表示があることのみをもって、著作権法第30条の4のただし書(権利者の利益を不当に害する場合)に当たるとは考えられないとしています。一方で、技術的な措置に加え、そのサイトのデータを整理したデータベースの将来の販売予定が推認されるような場合には、措置を回避して学習のために複製する行為がただし書に当たりうる、とも整理しています。
  • 設定はクローラーや識別名ごとに分かれており、どの名前を拒否するかで、学習・検索表示・利用者操作による閲覧のどれに効くかが異なります(OpenAI・Googleの公式説明)。
  • 文化庁の資料は、AI事業者の中に、学習データからの削除要求を受け付ける措置などを導入している事業者がいることも紹介しています。

具体的な場面の例

  • イラストレーターが、ポートフォリオサイトのrobots.txtにAI学習用クローラーの拒否を書き加える場面。検索エンジンへの掲載を保ちたいか、AI検索での表示を保ちたいかによって、どの識別名を拒否するかが変わります。

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