Manusの利用規約まとめ:商用利用・学習・生成物の権利
| 基本情報 | |
|---|---|
| サービス名 | Manus |
| 提供会社 | Butterfly Effect Pte. Ltd. |
| 本社所在地 | シンガポール |
| 日本法人 | 確認できず |
| サービス概要 | 指示を受けて調査や資料作成などを自律的に進める、AIエージェントのサービス。 |
| 利用規約 | https://manus.im/terms |
調査や資料作成などをAIエージェントが自律的に進めるサービスです。入力と生成物の所有権はManus側が主張せず、利用者のものとされています。一方で、Manus側はそれらをサービスの提供や改善に使える利用許諾を受けます。
| 項目 | 規約の要点 |
|---|---|
| 商用利用 | 明記なし(利用許諾は個人目的) |
| 学習への利用 | 改善に利用(停止設定の記載なし) |
| 生成物の権利 | 利用者に帰属 |
商用利用
利用規約は、サービスの利用許諾を「利用者自身の個人的な目的に限る」と定めています。生成物を事業に使えるかどうかを直接定めた条文は、規約本体には見当たりません。
Manusで作ったウェブサイトなどの「スペース」では、利用者が運営者となり、商業・非商業の活動の責任を負うと書かれています。決済があるスペースでは、利用者が販売者(merchant of record)になります。
チームプランやAPIなど事業者向けのサービスは、別の基本サービス契約(Master Services Agreement)が適用されると案内されています。
学習への利用
利用規約は、利用者の入力と生成物を、サービスの提供・維持・開発・改善と規約遵守の確認に使える権利をManusが受けると定めています(世界的・非独占・サブライセンス可能)。プライバシーポリシーも、入力やプロンプトを含む個人情報をサービスの改善や新しい製品の開発に使うとしています。
外部のAI事業者へは、リクエストの処理に必要な内容を送ります。規約は、そのAI事業者が自社の一般的なモデル学習に利用者の内容を使うことを、明示して必要な同意を得る場合を除き認めないとしています。
個人情報から集計・匿名化したデータを作り、サービスの改善や事業の目的に使う場合もあるとされています。個人プランで、この利用を止める設定は規約とプライバシーポリシーには書かれていません。
生成物の権利
利用規約は、Manusが入力と生成物の所有権を主張せず、利用者が権利を持つと定めています。ただし、生成物が他の利用者にも同じか似た形で出る場合があること、知的財産権で保護されるとは限らないことも書かれています。
利用者は、入力についてアップロードに必要な権利を持つことと、必要な同意を第三者から得ていることを保証します。生成物は「現状のまま」提供され、著作権侵害の主張を含むリスクは利用者が負うとされています。
あわせて、生成物の確認と承認は利用者の責任です。規約は、生成物の内容を自分で確かめ、それにもとづく判断や行動の責任を負うと定めています。
エージェントにアカウントやブラウザーなどを接続して操作させる場合、規約は、利用者が指示・設定・承認と結果の利用に責任を負うと定めています。エージェントの操作は、予想していなくても第三者から利用者の行為とみなされることがあるとされています。
接続を取り消せますが、すでに完了した操作は元に戻りません。購入や送信などをエージェントに任せる場合も、内容と宛先の確認や必要な同意の取得は利用者が行います。
個人向けと法人向けの違い
チームプランやAPIは、別の基本サービス契約(Master Services Agreement)と注文書が適用されます。今回は、その内容を確認していません。プライバシーポリシーによると、チームの管理者はメンバーのセッションデータを閲覧できます。
学習への利用を止める設定
個人プランで入力や生成物の利用を止める設定は、規約とプライバシーポリシーには見当たりません。マーケティングメールの停止や、広告目的の共有の管理は設定から行えます。削除や権利行使は privacy@manus.im に連絡します。日本のユーザーには、個人情報保護法にもとづく処理である旨の記載があります。
規約の変更履歴
- 2026-09-28 利用規約とプライバシーポリシーの現行版を更新