Claudeの利用規約まとめ:商用利用・学習・生成物の権利
| 基本情報 | |
|---|---|
| サービス名 | Claude |
| 提供会社 | Anthropic PBC |
| 本社所在地 | 米国 |
| 日本法人 | あり(Anthropic Japan合同会社) |
| サービス概要 | 文章の作成・要約・翻訳、プログラミングの支援などができる対話型のAI。 |
| 利用規約 | https://www.anthropic.com/legal/consumer-terms |
Anthropicの対話AI。個人向けの規約は、規約の順守を条件に出力の権利を利用者に譲渡すると定めています。会話を学習に使うかどうかは利用者が設定で選び、法人向け・APIでは学習に使われません。
| 項目 | 規約の要点 |
|---|---|
| 商用利用 | 制限の明記なし |
| 学習への利用 | 個人:利用者が選択 法人・API:不使用 |
| 生成物の権利 | 利用者に帰属 |
商用利用
個人向けの利用規約(Consumer Terms。2025年10月8日発効)には、通常の利用で商用を禁じる条項は見当たりません。
例外として、期間や機能を限ってサービスを「評価のために」試す場合は、個人的・非商用の利用に限ると定めています。禁止事項には、競合する製品の開発、ほかのAIモデルの学習、サービスの転売などが挙げられています。
あわせて守る利用ポリシー(Usage Policy。改定版は2026年11月12日発効)は、第三者の知的財産権の侵害、許可や出典の表示なしにAIの助けを借りた作品を提出すること(盗用)、実在の人物・団体になりすましたり偽のアカウントで発信元を偽ったりすることを禁じています。なりすましの禁止は、はっきり示したパロディ・風刺・フィクションには及ばないとされています。出力をAIモデルの学習に使うには、Anthropicの事前の許可が必要です。
学習への利用
規約は、利用者がアカウント設定で学習への利用を止めない限り、入力・出力などをモデルの学習を含むサービスの改善に使う場合があると定めています。Anthropicは、利用者が選べる方式だと案内しており、新しく登録する人は登録時に選びます。
学習への利用を止めていても、フィードバックを送った場合や、安全上の確認の対象になった会話は使われる場合があるとされています。設定をオフにすると、以後の新しいチャットは学習に使われませんが、すでに学習に使われたデータは取り除かれません(ヘルプセンター)。2025年の規約変更の案内では、学習への利用を認めた場合のデータの保存期間は5年、認めない場合は30日とされています。
生成物の権利
規約は、規約の順守を条件に、出力についてのAnthropicの権利を利用者に譲渡すると定めています。入力の権利は利用者が持ち続けます。
また、出力の正確さを自分で確かめずに頼らないよう求めています。法人向けの規約(Commercial Terms)では、顧客が出力を所有すると定めています。
個人向けと法人向けの違い
個人向け(Free・Pro・Maxなど)はConsumer Termsが適用され、学習への利用は利用者が設定で選びます。
APIやチーム・企業向けプランはCommercial Terms(2025年6月17日発効)が適用され、顧客のコンテンツでモデルを学習しないと定めています。出力は顧客が所有し、許可された使い方で生成した出力が第三者の知的財産権を侵害するとして請求を受けた場合には、Anthropicが顧客を防御すると定めています(顧客が出力を改変した場合などは対象外)。
学習への利用を止める設定
Claudeの「設定」→「プライバシー」(claude.ai/settings/data-privacy-controls)にある「Help improve our AI models」をオフにします。スマートフォンのアプリでも、設定のプライバシーから同じ項目を切り替えられます。新しく登録する場合は、登録時の案内で選べます。
オフにした後の新しいチャットは学習に使われません。すでに学習に使われたデータは取り除かれず、安全上の確認の対象になった会話は、安全対策のために使われる場合があります。