Sakana AI(Sakana Chat)の利用規約まとめ:商用利用・学習・生成物の権利
| 基本情報 | |
|---|---|
| サービス名 | Sakana AI(Sakana Chat) |
| 提供会社 | Sakana AI 株式会社 |
| 本社所在地 | 日本 |
| 日本法人 | 本社が日本 |
| サービス概要 | 日本発のAI企業が提供する対話型のAIサービス「Sakana Chat」。 |
| 利用規約 | https://chat.sakana.ai/terms |
日本のAI企業 Sakana AI のAIチャット(Sakana Chat)。現在は無料で使えます。利用規約は、入力と出力をAIモデルの学習に使うと定め、設定で停止できます。生成物の権利の帰属や商用利用については、規約に明示の定めがありません。
| 項目 | 規約の要点 |
|---|---|
| 商用利用 | 明示の規定なし |
| 学習への利用 | 個人:既定で利用(停止可) 法人(Marlin):不使用 |
| 生成物の権利 | 明示の規定なし |
商用利用
Sakana Chat の利用規約(2026年5月19日制定)には、出力(アウトプット)の商用利用を認める、または制限する定めはありません。規約は、アウトプットの利用は利用者自身の判断と責任で行うよう求めています。
禁止事項として、アウトプットを内容を確認せずに公開・配布・拡散すること、AIで生成したことを積極的に隠して第三者を誤認させる形で使うこと、コンテンツを使って新たな機械学習モデルを作ることなどが挙げられています。サービスは日本国内の利用者を対象としています。
学習への利用
利用規約は、利用者が入力したテキスト・ファイル・指示(プロンプト)などのコンテンツと出力を、機械学習モデルの学習・改良などに使うと定めています。安全性の向上や品質の評価のため、必要最小限の範囲で人が内容を確認する場合があるとしています。
規約は、学習への利用を拒否(オプトアウト)する手段を提供すると定めており、FAQ では設定画面の「プライバシー」から変更できると案内しています。アカウントを終了しても、すでに学習に使ったモデルの重みなどは削除の対象にならないとされています。
生成物の権利
Sakana Chat の利用規約には、出力(アウトプット)の権利が誰に帰属するかの定めがありません。
入力については、利用者は Sakana AI に対し、規約が定める目的(サービスの提供・改善、学習など)に必要な範囲で、世界的・無期限・取り消せない・無償の利用許諾を与えます。なお、開発者向けの API の利用規約は、入力と出力(Your Content)の権利は利用者が持ち続けると定めています。
個人向けと法人向けの違い
Sakana Chat は、FAQ によると現在は無料で使えます(料金体系を変える場合は事前に知らせるとされています)。法人向けの Sakana Marlin の利用規約本体は確認できていません。
開発者向けの API(Sakana AI API Platform)は別の利用規約(2026年9月28日発効)で、入力と出力の権利は利用者が持ち続け、学習への利用は画面の方法で停止できると定めています。EEA・英国・スイスの利用者は対象外です。
法人向けの戦略リサーチサービス Sakana Marlin は、公式ページの FAQ で、明示的な同意(オプトイン)がない限り入力データをモデルの学習・再学習に使わないと案内しています。
学習への利用を止める設定
Sakana Chat の設定画面の「プライバシー」で、入力と出力をAIモデルの学習・改善に使うことを拒否(オプトアウト)できます(FAQ)。
API では、サービスの画面で示される方法で学習への利用を止められます。止める前の利用の影響は、さかのぼって取り消せない場合があるとされています。
規約の変更履歴
- 2026-09-28 開発者向け API(Sakana AI API Platform)の利用規約が発効
- 2026-05-19 Sakana Chat の利用規約を制定