Stable Diffusionの利用規約まとめ:商用利用・学習・生成物の権利
| 基本情報 | |
|---|---|
| サービス名 | Stable Diffusion |
| 提供会社 | Stability AI |
| 本社所在地 | 英国 |
| 日本法人 | 確認できず |
| サービス概要 | 画像を生成するAIモデル群と、そのAPI・アプリを提供するサービス。 |
| 利用規約 | https://stability.ai/2025-terms-of-service |
Stability AIの画像生成モデル。APIと自社アプリの規約は出力の権利を利用者に譲渡し、配布版のモデルは年間売上100万ドル以下なら商用でも無料で使えます。APIの入力・出力は既定で改善に使われ、設定で停止できます。
| 項目 | 規約の要点 |
|---|---|
| 商用利用 | 可(大企業は有償) |
| 学習への利用 | 既定で利用(停止可) |
| 生成物の権利 | 利用者に帰属 |
商用利用
Stability AIのAPIと自社アプリ(Stable Assistantなど)の利用規約(2025年7月31日最終更新)は、出力の権利を利用者に譲渡すると定めています。「商用に使える」と明示した一文はありません。
ダウンロードして使う配布版のモデル(Stable Diffusion 3.5など)は、Stability AI Community Licenseが適用されます。公式の案内では、商用目的で使い、利用者や組織の年間売上が100万米ドルを超える場合を除き、無料で使えます。超える場合は有償のEnterpriseライセンスが必要です。古いモデルには別のライセンスが適用される場合があります。
学習への利用
APIと自社アプリの規約は、入力と出力をサービスの改善・開発に使う場合があり、利用者はモデルの学習への利用を止められると定めています。
配布版のモデルを自分のパソコンなどで動かす場合、入力や生成物がStability AIに送られることはありません。
生成物の権利
APIと自社アプリの規約は、規約の順守を条件に、出力についてのStability AIの権利を利用者に譲渡すると定めています。
配布版のモデルのCommunity Licenseも、モデルなどから生成した出力は、法律上可能な範囲で利用者が所有するとしています。
個人向けと法人向けの違い
年間売上が100万米ドルを超える組織が配布版のモデルを商用で使う場合は、有償のEnterpriseライセンスが必要です。Enterprise契約の詳しい条件は公開されていません。
学習への利用を止める設定
Stability AIのプライバシーセンターによると、Platform APIではアカウントの概要画面にある「Training: Improve the Model for Everyone」を「No」にします。Stable Assistantなどの自社アプリにも、それぞれ同じ趣旨の切り替えがあります。
規約の変更履歴
- 2025-07-31 利用規約(API・自社アプリ)の現行版を公開
- 2024-07-05 配布版モデルのCommunity Licenseを更新