Synthesiaの利用規約まとめ:商用利用・学習・生成物の権利
| 基本情報 | |
|---|---|
| サービス名 | Synthesia |
| 提供会社 | Synthesia |
| 本社所在地 | 英国 |
| 日本法人 | 確認できず |
| サービス概要 | アバターが話す動画を、文章から作成できるAI動画サービス。 |
| 利用規約 | https://www.synthesia.io/legal/customer-terms-of-service |
AIアバターによる動画生成サービス。入力と生成物の権利は利用者側にあり、Synthesiaは利用者のデータをAIの事前学習には使わないとしています。ストックアバターを使った動画は、有料広告やテレビ放送に使えません。
| 項目 | 規約の要点 |
|---|---|
| 商用利用 | 可(ストックアバターは有料広告不可) |
| 学習への利用 | 事前学習には利用しない |
| 生成物の権利 | 利用者に帰属 |
商用利用
利用規約「Customer Terms of Service」(2026年7月20日発効)には、プランによって商用利用を分ける定めはありません。
ヘルプセンターによると、ストックアバターや合成アバターとその音声を使った動画は、自社サイトの研修・FAQ・製品動画や、YouTube・Instagram・TikTokなどへの投稿には使えます。有料のSNS広告・テレビCM・プログラマティック広告など有料の宣伝や、許可のないテレビ放送には使えません。
カスタムアバター(実在の人物の姿や声をもとに作るアバター)の動画にはこの制限がなく、本人と交わした取り決めの範囲で使えるとしています。規約は、人物の声や姿を使うカスタムアバターの作成や利用を認める場合、利用者側が次の2点を確保する責任を負うと定めています。本人が法定年齢に達していること、そして本人が自由意思にもとづき十分な説明を受けたうえで同意していることです。ヘルプセンターは、すでに本人と社内で取り決めを交わしている場合でもこの確認が必要だとしています。「Acceptable Use Policy」(2024年2月23日更新)も、カスタムアバターを有料広告などに使う場合は本人の適切な同意が必要だとしています。
学習への利用
規約は、利用者のデータ(入力と生成物)について、サービスの提供・維持・改善などに必要な範囲で、期間を限った利用許諾をSynthesiaに与えると定めています。また、サービスの利用状況(Usage Information)を集め、サービスの改善に使うことがあるとしています。ただし、利用者のデータを書面の指示を超えて使うこと(声や姿の本人の同意を超えて使うことを含む)や、サービスから独立して提供されるAIモデルの開発につながることはないと定めています。
「AI Governance Practices」は、入力や生成物を含む利用者のデータを、AIの事前学習には使わないとしています。利用者のデータを使ったファインチューニングは、利用者の書面の指示にもとづく場合に限るとしています。事前学習には、Synthesiaが依頼した有償の俳優やモデルの演技、公開されている演技、ライセンスを受けた演技を使うとしています。
生成物の権利
規約は、利用者側(契約者とその利用者)がすべての入力と生成物(Customer Data)を所有すると定めています。ストックアバターなどSynthesiaが提供する素材とサービスの権利はSynthesiaに残ります。そうした素材は、生成した動画に組み込まれた分に限り、契約期間が終わった後も使えます。
アバター自体は書き出すことができません。
個人向けと法人向けの違い
料金ページによると、無料プラン(Basic)の動画にはSynthesiaの透かしが入り、ダウンロードはできません。カスタムアバターや透かしの除去は有料プランで使えます。法人の個別契約(Order Form)と、招待されて使う個人向けの規約は確認できていません。
規約の変更履歴
- 2026-07-20 利用規約(Customer Terms of Service)の現行版が発効